8月11日 電車
これは昨日の帰宅途中の出来事である。
某は帰郷のための電車に乗って、『12番目の天使』を読んでいた。すると、足元にサッカーボールが転がってきた。はて?と目を上げると、そこには例の少年が指を咥えて立っていた。某と目が合うと少年はボールを蹴り出して、電車内を疾走し始めた。時刻は21時を回っていた。少年が一人で乗っている訳がないと思い、辺りに親の姿を探すが見つからず。仕方が無いので、少年を捕まえるために某は走り出した。奴は、体格を生かし乗客の間をすり抜ける。一向に捕まらない。乗客たちは某にばかり非難の目を向ける。奴は隣の車両に逃げ込む。某もそれを追って扉に飛び込んだところ、「切符拝見♪」と巡回していた車掌と電車内人身事故を引き起こす。少年の経緯を説明するが何故か信じてもらえず、約3年ぶりくらいに見知らぬ大人からの叱責を受けたが、終始土下座で何とか事なきを得た。その時、某は高校の部活以来に息を切らしていた。
目的地で下車すると改札外に少年を発見した。某は急いで切符を通そうとしたが、非常に折れ曲がっていたため、仕方なく駅員さんに切って頂かざるを得なかった。外に脱兎の如く駆け出るが、既に少年の姿は霞の如く何処かに消えた後だった。
非常に不快であったが、少々楽しくもある道中であった。
8月3日 寝床
今日は不思議なことが起きた。
『クリスマス・キャロル』のような夢から目覚めると枕元に見知らぬ少年が立っていた。黙って部屋に入ってくるとは無礼な奴だと思い「どうやって中に入ったのか?」と荒い語気で尋ねたが、一向に返事が無い。黙ってこちらを見ている。いい加減学校に遅れる頃合になってきたので無視して出掛けることにした。そうすると少年も一緒に付いて来るではないか。流石に教室まで来られては困るので頼むから帰ってくれと懇願すると、少年は悲しそうな顔をして何処かに消えた。某は安堵して教室に入り、テストを受けることができた。
おかしな出来事だった。
クワクボリョウタさんが学校に来ましたー
クワクボさんが児玉さんの授業にきました。
クワクボさんの作品を一通り説明して、質疑応答という感じでした。
そのあと児玉研で簡単な懇親会がありました。
児玉研の跳ね星の説明を聞くクワクボさん
異端児飲み会に行ってきましたー
異端児飲み会の様子@新宿の和民
酒寄さん@オープンテクノロジーズと中島さん@メルコが異端児飲み会なるものを開いてくれました:-)
僕の受賞を祝ってくれるとうい名目で立ち上がった異端児飲み会は、そんなことどこ吹く風。
なんかよく分からないまま、みんなで楽しくお酒を酌み交わしながら飲みましたー^^
この日の一番の収穫は藤野さんの開発のお話が聞けたことかな。
僕はやはりソフトウェア開発とその他のモノ作りにはゼッタイに「拘り」が必要で、
その拘りは結局「思想」から生じるものだと思う訳で、
そしたらゼッタイに僕は「これから先作りたいものを作って行く」という姿勢を一生崩す訳には行かなくなっちまった訳ですよ!
というわけで2010/7/31の未踏本体の成果発表会の藤野さんの発表が凄く楽しみです☆
AJITO突撃
「答えをはやく求めようとするな」
ということに尽きるかな。
しかしこれが簡単なようでいて多分一生極められないであろう難しさ。
うーん、多分僕らは答えを出すことに特化した教育にあまりに慣れ過ぎていて、思考そのものとかプロセスとかに例え意識しても重きを置けない頭になってしまっているのかも。
でもこれって実は由々しき問題で、答えの出ない問いが満ち満ちているこの世の中で、何故このような状況が当たり前として認識されているだろうか?
ああ、また一つ人生のテーマが増えてしまった。
多分教育のヒントは「聞いたことのある名前を『ああそれ知っている』で済まさない」みたいなことになるのだろうか?
自分自身と子供の為にも何か対策を講じねば、と妄想する今日この頃。