8月3日 寝床

今日は不思議なことが起きた。
クリスマス・キャロル』のような夢から目覚めると枕元に見知らぬ少年が立っていた。黙って部屋に入ってくるとは無礼な奴だと思い「どうやって中に入ったのか?」と荒い語気で尋ねたが、一向に返事が無い。黙ってこちらを見ている。いい加減学校に遅れる頃合になってきたので無視して出掛けることにした。そうすると少年も一緒に付いて来るではないか。流石に教室まで来られては困るので頼むから帰ってくれと懇願すると、少年は悲しそうな顔をして何処かに消えた。某は安堵して教室に入り、テストを受けることができた。
おかしな出来事だった。