~ファイナンス系Webサービス3種の神器編~

皆さんはファイナンスWebサービス3種の神器というものを知っていますか?
アメリカで生活する上でお金を節約するのにこの上なく役に立つ3つのWebサービスのことですが、もちろん僕が勝手に認定しました。
今日はそれらを自分のメモがてら紹介したいと思います。

1. Mint

http://mint.com/

銀行口座と連携した究極のお小遣い帳サービス。
「生活が一変したWebサービス」と言っても過言ではないかも。
クレジットカードでの支払い項目を自動でカテゴライズ&集計してくれるから、
「今月、何にいくら使ったか」の情報を常に正確に把握出来る。
更に各カテゴリの予算を設定すれば『既に今月分の外食予算を200ドルオーバーしています』とか通知してくれる。
これを使いたいが為にアメリカでは現金を一切使わなくなりました。クレジットカード社会アメリカならではですね。

2. TurboTax

http://turbotax.intuit.com/

面倒くさい確定申告を半自動化してくれる目から鱗の便利サービス。
Mintと連携して収支を自動で集計、幾つかの質問に答えるだけでオンライン確定申告が完了。
手数料もたった50ドル、お陰でこれまで数百ドルをふんだくってた税理士は軒なみ廃業したとか。

3. OANDA

http://www.oanda.com/

超優良レートで銀行間の海外送金をしてくれる神サービス!
FX会社がサイドビジネス的にひっそり始めたが、あまりに素晴らしいため超有名サービスに。
何が素晴らしいって、小額の手数料を払うだけで、その日の為替市場に凄く近いレートで換金&送金してくれる。

例えば3万ドルをアメリカから日本へ送金するとしたら、
為替レートに3円上乗せされるだけで、10万円近くも手数料として取られるけど、
OANDAなら、為替レートはそのままなので、固定の手数料25ドルだけで送金することが出来る!
多額の送金をするときはOANDAが断然お勧め!!!

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日本では保守的になりがちなファイナンス系のサービスも、アメリカは合理化の為なら平気で一線を越えて来るような印象。
例えば、当初のMintが銀行口座のマスターアカウントをユーザに入力させ、必要なデータをスクレイピングしていたが、それを見かねた銀行側が閲覧用のアカウントとAPIを公開した、というのは象徴的なエピソード。

あるサービスが他の仕事を根こそぎ奪ってもそれが全体の合理化に繋がるのであればどんどん押し進めていくので格差は広がる一方。でもそれさえも『自己責任』って割り切っているような感じさえする。

ここに来て改めて日本がどういう国だったかを発見させられている。面白い国だなー^^;