[Intro] 「使っていて楽しい日用品 || メディアアート」を紹介せよ

上記のような課題を命ぜられました。
のでどうせならと && をとるものを探しました。

実用性:

非常に便利だけど、もう何百年も発展が滞っている。
ほんとに傘はあのカタチがベストなのかな?

価値観の反転:

雨の日は湿った気分になり憂鬱だが、普段は使わない傘を使うことが出来る。
その傘がとっておきのお気に入りだったら、それを使うことの出来る雨の日が非常に待ち遠しくなるかも。

エンターテイメント:

雨の日に軒下で傘をさしている情景。
軒から雨が伝って固まりで落ちてくる。
一定の周波数で傘を叩き付ける振動と音が心地よいと感じる。

発展可能性:

利便性に関してもまだまだ発展の可能性はある。が、
でも利便性・操作性ばかり向上しても(全然悪くはないけど)詰まらない。
どうせだったら使っていてより楽しくなるように改良するのもいいかも。
本当に楽しくなるなら、多少不便になっても(重くなったり複雑になったりしても)許容できる。

利便性ではなく、楽しさという点でより発展しても良いのではないか?
例えば『RainDance』。

これは傘を打つ雫の周波数をコントロールし、音楽を奏でるメディアアート
雨の日に傘をさすのが楽しくなる試み!

紙とペン

デジタルとの比較:

ワード(デジタル)はまだまだ紙とペン(アナログ)に及ばない。
人間による表現力が全然違うから。
使っていて楽しいというのは、普段のしがらみから抜け出して自由に描けることの楽しさ。
きれいに書くならワードの方が良いけど、表現の幅という点で言えば縦横無尽に描ける紙とペンには敵わない。

アナログ同士の比較:

上記の議論はよく聞く話。
では紙はとペンはほんとに人間の表現力を最大限引き出せているのか?
もしかしたらまだ抑制されている表現部分があるのかも。もしかしたらもっといい方法があるのかも。
砂に書く…というのはどうだろう。
例えば『Sand Painting』。

ひとつひとつの絵はとても脆くて儚くて、とても大事なものはとっておくことはできそうにないけど、砂に絵を描く彼女は人間という枠からも解放されているように見える。


大事なこと

これらに共通して、一番大事なことは思考を止めないこと。
思考を止めたらそこで発展が止まってしまうから。
普段触れているあらゆるもの(紙とペンみたいな)、
 完璧だと思っている全てのものに(紙とペンみたいな)、
  その先はあるはず。
「もットチガウカタチもアルハズ」。