ベイエリアで働く僕が実際やってる英語勉強法

ハイ、アメリカに来れば勝手にイングリッシュできるようになるとドリームウォッチングしていたhamheiです。
# 儚い夢でした...orz

実はエンジニアって何も意識しないとあまり英語を話す機会がありませんよね。勿論、英語のリファレンス調査とかはありますけど、やっぱり「会話」で使う言い回しとは違います。
折角アメリカに来ても友達の作り方が分からないあまり孤独で鬱になってしまった人のエピソードなんかもよく聞きます。

あと、最近はベイエリアの日本人も凄く増えてきているので、何も意識しないと日本人コミュニティばかりと一緒、なんてことになりがちです。勿論海外で日本人の強固なネットワークを築くことも大事ですが、折角海外にいるのにそればっかりでは勿体ないですね。

今回は僕がアメリカで英語を話す機会を得るために『何を心掛けているか』についてメモがてら書き綴っておきます。

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1. 授業料激安の英語学校に通う


あまり知られていませんが(僕が知らなかっただけかも)、アメリカにはアダルトスクールという州などが運営する格安の社会人向け生涯学習学校があります。そして、その殆どのスクールが移民向けに質の高い英語のクラス(ESL)を開講しています。
僕の通っているSan Mateo Adult Schoolは、料金が1セミスター(3ヶ月)あたり30ドルで、平日の朝晩にグラマークラス、昼にコミュニケーションクラスを開講しています。一回あたりの授業料は13円とタダ同然ですが、クオリティはとても高いです
# 教師陣が変な使命感を持ったボランティアたちで、どの先生もユニーク且つ本気な授業をしてくれますw
※ $30 / ( 3times * 20weekday * 3month) = $0.17 = 13円

2. カスタマーサポートとお話しする


そこら辺の外国人は中々自分と話し込んでくれません。彼らには英語の下手な自分と一生懸命話すメリットが特に無いからです。困りました。
ここで発想の転換です。一般人が話してくれないなら、自分と話す義務のある人を見つけて話せば良いのです。エンジニアなら、AppleのGeniusなどが技術的な質問もできて狙い目です。
また、カスタマーサポートの電話などに掛けてみるのも良いでしょう。アメリカ生活初心者にとって英語の電話はとても難易度が高いのですが、カスタマーサポートは想像を絶するくらい辛抱強く自分の話を聞いてくれます。取引先との大事な電話で大きなミスをする前に、用件を見つけてカスタマーサポートで練習しておきましょう^^
// アメリカではカスタマーサポートはメールより、チャットや電話が主流です。個人的にはAmazon.comのサポートデスクがお薦めです。

3. Meetupに参加する


ベイエリアはTechのメッカらしく毎日沢山のMeetupがあります。Meetup.comを探せばそれはそれはわんさか出ます。
特にスタートアップのピッチイベントは、参加の段階で興味のあるテーマを選べる && 最新のスタートアップの情報集め && サービスについて聞くと全力で答えてくれる、の一石三鳥です。目の合った人たちに片っ端から"Hi, What do you make?"と聞いて回りましょう。

4. Meetupに参加する(発表側)


質問するのに飽きたら次は発表側に回りましょう。
ピンからキリまで英語のプレゼンの機会があるので、まずは失敗してもダメージの少ないピンの方からノリで挑戦してみると良いです。
発表者に登録すると、締め切りまでに絶対に英語の資料を用意しなければいけないし、終わった後に皆が話し掛けてくるのでとってもお勧めです(背水の陣、という意味で)。

5. ナンパ


なんといっても会話で一番楽しいのは好みの異性と話しているときですよね。休日は街でナンパして普段の修行の成果を遺憾なく発揮しましょう
...と言っても、ここで初めから上手くいくような人は既に英語を勉強する必要はありません。僕も大事なシーンで英語が分からなかったばかりに、もう何度フラグをへし折ったか分かりません。
ですがそれでいいんです!その悔しさを味わってこそ英語の上達への意思をより強固なものにできるのです!!!なんどフラグが折れても心だけは折らずに頑張って下さい\(^o^)/
/* どんなにふられても『畜生...英語以外は完璧だった...!!』と思い込む心が一番肝心です! */


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以上、僕の英語生活についての心掛けでした。もし何かの参考になれば幸いです。

上記の中でも特に 1. のアダルトスクールのESLクラスは本当にお薦めです。この機会にもう一度アメリカで学生生活に戻るのはどうですか?同じ境遇の移民友達がいっぱい出来て、週末はインターナショナルな友達とアメリカンなライフをエンジョイできること間違い無しです^^


=begin
【備考】エンジニアが英語を話す機会が少ないというのは、別の言い方をすれば、業務だけであればエンジニアはそれほど英語力の要らない職業ということです。しかもアメリカでは就職活動時に年齢が殆ど関係ないので何歳からでも遅過ぎるということがありません(『面接で年齢を聞いてはいけない』という法律があるくらい)
海外の仕事に興味のあるエンジニアは、「まずは英語の勉強から」などと思い留まらず、是非いますぐを行動を起こすことをお勧めします!
=end